受験向け！効果的な冬休みの過ごし方

受験生の皆さんにとって冬休みはまとまった時間が取れる最後のチャンスです！
この記事では効率的な冬休みの過ごし方を紹介していきたいと思います。

規則正しい生活で体調管理

受験勉強も大切ですが、それと同じくらい「体調管理」も大切です。
体調管理を怠ってしまうと、当日に風邪をひいてしまったり、体調がよくないなどというトラブルが起こりかねません。規則正しい生活を心がけ、今まで以上に健康に気を付けましょう。
冬休みは、クリスマスやお正月などの大きなイベントがありますが、怠けてしまったり、夜更かししないようにしましょう。
体調管理の基本は規則正しい生活！
食事・睡眠・運動の各ポイントを意識して過ごしましょう。

朝食　朝食をとる習慣を心がけましょう

勉強は意外にもカロリーを消費します。
一日中勉強するためのエネルギーが必要であるため、毎日の朝食が欠かせません。
もともと朝食をとらない人でも、勉強時間が増えると、お腹が空いてしまい集中力が低下する可能性があります。朝食をとる習慣のない場合は、できるだけ早いうちに習慣づけましょう。また、リラックスして食事をすることも大切です。
食事中もストレスが強い状態だと、栄養をしっかり吸収できず、消化不良で胃もたれしてしまうことがあります。勉強のことは考えず、リラックスして食事をとることを心がけましょう。

昼食　食べすぎには要注意

体調に気をつけたい時期だからこそ、食べすぎには要注意です。
食べたものを消化する時にもエネルギーが必要で、満腹まで食べてしまうと消化するために多くのエネルギーが消費されてしまいます。
勉強にもエネルギーが必要なので、消化にエネルギーを使いすぎると集中力が低下する可能性があります。また、食べすぎてしまうと眠気を引き起こす原因にもなり、勉強の妨げになります。勉強する前の食事は、腹八分目ほどに留めるようにしましょう。
さらに、よく噛んでゆっくりと食べることも心がけましょう。

夕食　栄養バランスがよく消化のよい食事を

夕食は、栄養バランスがよく消化の良い食事を心がけましょう。また、冬場は体を冷やさないよう、体を中からも温められる食事を意識しましょう。
受験期はストレスで消化の力が弱まる場合もあるので、胃に負担のかかる料理には注意。大量の揚げ物、生もの、激辛など刺激の強い食べ物はできるだけ控えましょう。

運動（ストレッチ）　学習効率アップ

長い時間机に向かって勉強を続けていると、姿勢が悪くなったり血流が悪くなったりしてしまい、脳も疲れやすくなります。勉強前や勉強の合間に体を動かせば、より効率的に知識を身に付けることができます。
運動方法は、有酸素運動やウェイトトレーニングがおすすめです。運動が苦手な人はストレッチが一番始めやすいです。
受験勉強で忙しいと思いますが、すき間時間に少しでも積極的に体を動かすようにして、効率的に勉強できるようにしましょう。

睡眠　しっかり寝て記憶の整理と定着を

6～8時間は睡眠をとりましょう。受験生に寝不足は「百害あって一利なし」！
勉強における睡眠の役割は、記憶の整理と定着です。また、本来の役割である体力の回復も重要で、寝不足では受験勉強に集中できません。
快眠のために、ストレッチで滞った血流を促進したり、リラックス効果もあるので、記憶が定着しやすくなります。
寝る前のスマホは、脳が覚醒し眠りが浅いなどの睡眠障害を引き起こしやすくなるので気を付けましょう。寝る1～2時間前には見ないように心がけましょう。

息抜き　息抜きも大切

勉強も大切ですが、息抜きは集中力を回復させるため、長時間勉強するためには大切です。
しかし、してはいけない息抜きもあるので注意しましょう。
してはいけない息抜きとは、動画やゲーム、SNSなどのスマホを使う息抜きです。
「10分だけ！」「少しだけ！」「このゲーム終わったら！」など、少しだけと決めたのに、気づいたら長時間過ぎてしまった経験をしたことがありますよね。
スマホに使う時間は、受験勉強において最大の敵です。
効果的な息抜きは、10～15分程度の適度な運動で、気持ちの切り替えと回復ができます。
効果的な息抜きをして、心を休ませ、勉強に戻りましょう！

冬休み活用法

中学校受験

受験本番に向けた12月の勉強は、志望校の過去問をメインに勉強しましょう。
初めて過去問を解くと、多くの受験生あまり解けませんが、これは当たり前のことです。大切なことは、志望校の過去問を繰り返し解き８割から９割取れるようになることです。そのためには、志望校の過去問をメインに受験勉強を行う必要があります。
ただ過去問を解くだけでは意味がないため、時間をかけてでも、しっかりと理解することが重要です。また、ダラダラ解くのではなく、時間内で解くことも大事です。

高校受験

高校受験でも過去問を解くことは効果的で、苦手分野の再発見につながります。
冬休みは苦手克服の最後のチャンス！わからない分野をしっかり理解し、克服しましょう。
まだ校外模試を受けたことがないのであれば、本番までに必ず受けましょう。
塾内模試ではなく、大規模なものがオススメです。模試は本番練習に最適で、苦手を発見できます。ぜひ有効活用しましょう。

大学受験

12月は共通テスト対策を中心に、二次試験と志望校の過去問を組み合わせて勉強しましょう。
① 暗記科目の総復習
共通テストは基本的な内容からの出題がほとんどです。どれだけ基礎的なことを覚えているかや、基礎的な知識を使えるかが重要な試験です。
② 過去問を解く
問題にたくさん触れることが大切です。
過去問を解くときは、以下のことを意識しながら解きましょう。
・時間内で解く
・問題傾向に慣れる
・解説をしっかりと読む
・得意分野と苦手分野を認識する
③苦手分野の克服
試験までに苦手分野を克服することが、非常に重要です。
苦手分野には基礎から向き合い、繰り返し取り組みましょう。

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