発達障害のお子さんへの指導方法

発達障害のお子さんの場合、生活面に限らず勉強面でも困難が生じる場合があります。
勉強をする際に、少し工夫してみるだけでも勉強に対するお子さんの意識は変わります。

お子さんが伸び伸びとできる学習環境の作り方と、気を付けるべきポイントをご紹介しますので、参考にしてください。

発達障害とは

発達障害とは、発達障害者支援法において「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」(発達障害者支援 第二条)と定義されています。

文部科学省:発達障害者支援法より

発達障害かどうかは、医師の診断を受ける必要があります。
次にご紹介する特性が当てはまっているからといって決めつけず、医師の診断を受けましょう。

それぞれの障害の特性

それぞれの障害には、次のような特性があります。

自閉症(広汎性発達障害)

  • 言葉の発達の遅れ
  • コミュニケーションの障害
  • 対人関係や社会性の障害
  • パターン化した行動
  • 強いこだわり

アスペルガー症候群(広汎性発達障害)

  • 基本的に言葉の遅れはない
  • コミュニケーションの障害
  • パターン化した行動
  • 強いこだわり
  • 興味や関心の偏り

学習障害(LD)

  • 読みの困難(ディスレクシア)
  • 書きの困難(ディスグラフィア)
  • 算数、推論の困難(ディスカリキュリア)

注意欠陥多動性障害(ADHD)

  • 集中できない
  • 落ち着きがない
  • 衝動的に行動する

学習環境のポイント

発達障害のお子さんに限った事ではないですが、「学習環境」はとっても重要です。
お子さんに合った環境を作ることで、伸び伸びと学習できるようになります。
ポイントを6つ紹介しますので、参考にしてみてください。

①集中できる環境を作る

気が散りやすい傾向にあるので、勉強以外のことに関心が向かないようにしましょう。
対策として、整理整頓をして勉強机には勉強用具以外は置かず、趣味の棚には布などを使い見えないようにするなど、勉強に不要な物はなくしましょう。
こうすることによって、勉強内容以外のことが視野に入らず集中力を途切れにくくすることができます。

②勉強方法の工夫

お子さんによっては、勉強よりも机でじっとしていることが難しく、負担になっている場合があります。
暗記ものや単語帳など、座らなくても勉強がでができるものは、動きながらできる勉強法を取り入れましょう。

③興味・関心に関連付ける

興味があることに対しては集中しやすいので、お子さんの興味・関心のある事に関連付ける事によって、勉強に関心を向ける事ができます。

④道具を使ってみる

道具を使って勉強することによって、理解がしやすく、楽しく勉強することができます。
特に、学習障害のお子さんにオススメです。
読むことが苦手なお子さんには読み上げ機能を使ったり、算数の場合にはおはじきを使うことでお子さんの負担を改善する事ができます。
最近では、様々な商品が販売されていますので、一度探してみるのもいいかもしれません。

⑤達成する事の喜びを実感させる

短期間で、無理なく達成できるような目標を立て、「わかる」「できる」を実感できるようにしましょう。
目標を達成することで達成感を得て、自己肯定感や勉強への自信にもつながります。

⑥スケジュール作成し、大きく貼りだす

自閉症やアスペルガー症候群のお子さんは、予想していないことが起こった際にパニックを引き起こしてしまう場合がありますので、事前に伝える必要があります。
言葉だけで伝えてしまうと、忘れてしまう場合がありますので、目につく場所に大きく張り出すと良いでしょう。
事前に伝えることも大切ですが、「予定を変更しない」ということも大切ですので気を付けましょう。

気を付けるべきポイント

次に、気を付けるべきポイントを3つご紹介します。

①他の子どもと比べない

発達障害のお子さんに限らず、周囲とペースが違うのは当たり前です。
他人と比べてもいいことはありません。
お子さんに合ったペースで勉強することが一番ですので、焦らずにサポートしていきましょう。

②尊重する

お子さんには強いこだわりがあると思います。できるだけお子さんの考えや、やり方を尊重するようにしましょう。無理に押し付けてしまうと、やる気の低下やパニックにつながります。

③厳しすぎず、甘すぎず

お子さんを尊重することは大切ですが、甘やかしてしまうのは良くありません。
だからといって、厳しくしすぎてしまうのもいけません。
お子さんの様子を見ながら、適切な対応を心がけましょう。

家庭教師がオススメ

発達障害のお子さんにとっては、集団で授業を受ける学校や塾はやりづらい環境で、負担になってしまいます。
他の子を気にせず、お子さんに合ったペースで指導を受けられる家庭教師がオススメです。

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