容姿端麗・頭脳明晰・武術に優れた圧倒的リーダー、源頼朝

こんにちは家庭教師みつけ～るの鳥飼です。
日本の歴史登場人物を学ぼうシリーズ。今回は源 頼朝について学んでいきたいと思います。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では大泉洋さんが演じていましたね。

源頼朝ってどんな人？

源頼朝年表

平治の乱での敗北

保元の乱後の源義朝と平清盛の恩賞の差があり、源義朝が不満を募らせたため起こしたと言われています。（諸説あり）
源頼朝はこの平治の乱で初陣を果たします。
清盛が京都を留守にした時を見計らって兵を挙げ、御所を狙いました。
しかし、騒ぎを聞きつけて平清盛が慌てて戻り形成逆転。この戦は圧倒的な兵力の差で平家の勝利に終わったのでした。
頼朝は平清盛の継母の助命嘆願を受けて伊豆国（現在の静岡県）へ島流しにされます。

壇ノ浦の戦い

壇ノ浦の戦いは、1185年（文治1）、下関市東方の壇ノ浦で行われた源氏対平氏の海戦のことです。源平合戦の最後の戦いとして知られています。
源氏側は水軍800艘、平氏側は500艘。海戦を得意とする平氏は追い潮に乗って矢を射かけ当初郵政でしたが、そのうち潮流が反転、今度は源氏が追い潮となり形成逆転したと言われています。
戦いは源氏軍の勝利に終わり、敗れた平氏は滅亡します。

壇ノ浦の戦いの前に起きた戦い

・一ノ谷の戦い
一ノ谷は現在の兵庫県に位置します。崖と海に挟まれた攻撃が難しい場所でしたが、頼朝は義経と挟み撃ちにし、平氏を追い込みました。
のちに平氏は敗走。屋島に逃げ込みます。

・屋島の戦い
屋島は現在の香川県に位置します。一ノ谷の戦いで逃走した平氏が陣地を張った屋島で繰り広げられた戦いです。
屋敷の戦いでも平氏は敗走しました。
屋島の戦いでは、那須与一が扇を射たエピソードが有名です！

鎌倉幕府を開く

鎌倉幕府とは源頼朝によって鎌倉に樹立された武家政権のことです。
同幕府の約150年間を鎌倉時代と呼ばれました。武家政権による国政は室町幕府、江戸幕府へと継承されました。

鎌倉幕府の仕組みとは？

・将軍
朝廷から征夷大将軍に任じられた人物です。1192年に頼朝が任命されたところからスタートしました。
しかし、なんとわずか3代の源実朝で途絶えて今します。
それからは京都から呼び寄せた年若い将軍を立てますが、お飾り将軍になって終わってしまったみたいです。

・執権
1203年に将軍を補佐するために設置されました。
将軍に次いで№2の立ち位置ですが、北条氏が実権を握ってからは実質№1のようなものです。
北条氏が執権になって政治を動かしていくことを執権政治と言います。

幕府の中央の組織

・侍所
1180年に作られた御家人を統率するための組織です。侍所のリーダーは別当と呼ばれていました。
警察や軍事を取り仕切った役職です。

・政所
将軍から出された命令を文書化して発行している組織です。
政所は政務の中枢を担っている、幕府の中でも最重要ポジションです。

・問注所
裁判事務を担当する組織です。争い事を武力ではなく、裁判をして将軍が判決を下すようにしました。
判決はあくまで将軍で、問注所は訴訟に必要な文書を作成したり、手続きをしたりと事務的な作業をしていました。

いかがでしたでしょうか？
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