理系を志望する小学生、中学生を対象とする勉強方法

私は地方の国立大学(理系)にて大学院生として深層学習を用いた物体の重なりの検出を実現するため日々研究を行っている学生です。
私が過去の勉強方法を振り返って、中学生や小学生に対してアドバイスがあります。
それは、、、
・先生から出された宿題にばかりとらわれている人
・学校の定期テストで良い点を取れずに悩んでいる人
・高校生になり、文系か、理系か、どちらの進路を選択しようか迷っている人
上記に当てはまる方に向けた記事となっています。

本記事を書いた私は、高校入試の際に分数を理解していなかった経験を持ちながら、現在は大学院にて機械学習(AI)を用いた、物体同士の重なりを加味した、部隊の総数の推定を行う研究を行っています。
結論として、私が皆さんに伝えたいことは

得意、不得意よりも、自分がやりたいことを優先してください

ということです。
それでは大学院生の私が中学生、高校生の皆さんに対して知っておいてほしい”理科の勉強のお役立ち”情報を発信させていただきます。
※これは私が今まで理系の勉強を行ってきて感じた主観です。これが全ての人に当てはまるわけではございませんので、ご了承ください。

私が理系国立大学院生になるまでに疑問に思ったこと

先生から出された宿題にばかりとらわれている

・先生に怒られたくない!
・先生だから先生から提示された宿題をやるのは当たり前だ
上記のように思っている理系を志望する学生に問いたいです。
先生から提示された(クラスの人すべてに対して提出される)課題は、あなた自身にとって適切ですか?
中高生であった私の回答はNOです。
なぜなら、
クラス全員のレベルと私のレベルが一致しているわけがないからです。
私の得意分野、不得意な分野、私以外のクラスの人全員の得意分野、不得意分野はそれぞれ違うからです。
そこで私がおこなったことは、その宿題を出している先生と相談して、自分が真に行わなければいけない課題を選定するということです。
これを行うことによって普段自分が課題にかける時間を、より有効活用することが出来ます。

理系でなくても、その仕事をすることは可能ではないですか?

自分の将来やりたい仕事を思い浮かべてください。
その職業を大分したら、それは理系ですか?文系ですか?
上記の質問に対する回答はすぐに出ると思います。しかしながら、その職業は理系に進まないとできないですか?文系に進まないとできないですか?
と自分に問いかけてみてください。結果は前者とは異なると思います。
昨今、売り手市場とされている情報系の学部は決して理系に進まないと実現できない職業ではありません。むしろ、文系の知識を持ったプログラマーが重宝される時代です。
それなのになぜ、情報系学部に興味を持ったのでしょうか?
その理由を明確に説明できるようにしましょう。
私は、地方の国立大学(理系情報学部)へ進学し、現在はAIに関する研究を行っています。
そんな私がなぜ、理系情報学部を選んだのでしょうか
それは、
理系を専攻しがら文系の学問を習得するほうが、文系の専攻をしながら理系の学問を習得するよりも”簡単だ”と思ったためです。
つまり、理系の学問よりも、文系の学問の方が独学する際に短時間で習得できると考えたためです。
この理由としては、理系の学問は初学者の参入障壁が高く、教科書を読んだとしても自分一人では理解しつくすこと難しく、逆に文系の学問は初学者でも参入障壁が低く、教科書に書いあることを思い浮かべ、自身の中で咀嚼すればOKということが多いと中高生のときに感じたためです。
あなたが将来やりたいことは何でしょうか?
それが、AIのエンジニアであったり、考古学者であったり、大学生の時代にも将来につながる学問分野を専攻していないと到底理想の職業に就くことができないという場合は、あなたが望む専攻の学問分野へ進むべきでしょう。

学校の定期テストで良い点を取れずに悩んでいる人

もしあなたが高校生である場合、定期テストの点数で一喜一憂しているのは、はっきり言って時間の無駄です。
なぜなら、大学受験(一般受験)の際は高校の定期テストの点数、内申点は全く意味をなさないからです。
大学受験についてご存じでしょうか?
大学受験、取り分け一般受験前期では高校生の内申点は意味を成しません、つまり、点数に繋がりません。
そのため、大学入試の際に重視される点は、以下に初めましてのテストで高得点を取ることが出来るかです。
理不尽に思うかもしれませんが、この選抜方法は理にかなっています。なぜなら、理系分野の研究はこの繰り返しだからです。理系の研究は答えのない問題を数年かけて、その問題の解決の手がかりを導くことが出来れば万々歳という分野であるからです。
高校の定期テストは、答えのある問題を、答えが導ける条件を基に問題を作成しているわけです。
つまり、高校の定期テストで良い点数を獲得できるからと言って、本当の意味での研究で良い結果を残せるとは限りません。
逆に言えば、自分の興味のある分野を徹底的に攻められる学生を研究室は求めているということです。

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