TOEICの対策方法

TOEICの対策はもちろん目標点数によって大きく変わってきますがリスニングとリーディングの2つに分けて基本的な対策を上げていきたいと思います。

リスニングの対策

まずはなんといっても、受験英語しか経験していない方が多い日本においてはリスニングが大きなポイントになります。実際に受験英語でそれほど自信がない方についてもリスニングは点数を上げやすいポイントになりますのでまずはリスニングからスタート。どのようにリスニングの点数を上げるかですが大きくいくつかあります。なんといっても英語を日常のものにすることが1番のポイントです。毎日一定時間リスニングを行うことがポイントになるでしょう。
私がお勧めしたいのは朝のテレビのニュース、またはインターネットなどで英語のニュースを常に聞くことです。1日10分でも構いません。これが日本語と対比をしてどのような内容であるか大まかに聞き流すだけでも大きく異なってきます。そして、聞き流すことに加えて、ネイティブの方々とコミュニケーションを取ることもぜひともお勧めしたいと思います。英会話教室に通うのも良いのですが、どうしても義務的になってしまいますので、日常会話で英語が組み合わされるような環境に自分を置くと間違いなくリスニング力は上がってきます。結果的に英語でコミュニケーションを取ることを目標とするのであればこれが1番のポイントになるのではないでしょうか。

そして、実際にTOEICの問題を解くときのポイントやコツです。これは正直なところなれるほかないと思います。ある程度自分自身が英語を聞き分ける自信を持ったのであれば、過去問題をできるだけ多く解くことをお勧めしたいと思います。そして何割程度自分自身がクリアできるかどうかを見極めることが重要です。冒頭にも申し上げましたがリーディングの点数をドラスティックに上げるよりもリスニングの点数を上げる方が手っ取り早いのが実態です。　

リーディングの対策

次にリーディングです。こちらは実際に問題を解いて見ればわかりますが相当なレベルに達しない限り時間内に全てを解く事は難しいと考えた方が良いと思います。ですから、文法問題や簡単なパラグラフリーディングの問題をどれだけ時間をかけずに正確に解くことができるかを目標に掲げるべきだと思います。実際に文法問題、同義語問題については受験英語をベースにしてTOEICの問題集を解くことによってある程度点数を稼ぐことができるようになります。これについては、残念ながら特効薬はありませんので自分自身でコツコツ毎日続けることをお勧めしたいと思います。
またお勧めしたいのはそれぞれのパートで問題集が発売されていますので、それを解くことによって次力をつけることをお勧めしたいと思います。そして、短時間でリーディングの問題を解くために重要なのは単語力や語彙力をつけることになります。受験英語のようで嫌だと言う方もいるかもしれませんが、この単語力や語彙力は間違いなく必要となりますのでコツコツ自分自身で学びましょう。
そして、長文問題については短時間でクリアするために重要なこと。これは受験英語にも結びつくのですが、選択肢を見て、キーワードなどをチェックした後に問題文を読むこと、このテクニックは非常に重要だと思います。最初にどのような内容の問題かをチェックしておけば、実際に問題文を読むときのスピード、どこに着目する日も大きく変わってきます。
また、TOEICは非常に問題が多く時間が足りないことを考えると、自分自身がリーディングを心がけたときに少し難しい、自分自身の得意分野ではないと言うところは飛ばして別の問題に映ってより正しい正解を求めていくと言う選択肢もあります。結果的に、これだけ多い問題をこなすためには実力をつけるだけではなくどのようにこなれたテクニックを身に付けるか、これも重要になってきます。
また、日常からなかなか取り組むことが難しいのが受験英語のような長文問題ではなく、広告、さらには様々な店頭表示を示したような問題です。とっつきにくいかもしれませんが実際にはこのような問題の方が回答をえやすいこともあり、慣れることが最も重要なポイントだと思います。

このようにリーディングとリスニングに分けて対策を上げてきましたが、結果的にはリーディングで何点、リスニングで何点と言う目標を掲げて日々対策を行えば結果的に点数はついてくるようになるはずです。そして、自分自身がドラスティックにTOEICの点数を上げたいと考えるのであれば、短期間で点数を上げやすいのはリスニングの能力を上げることになります。周辺にネイティブの方や英語が話すことができる友人を作ることによって耳を鳴らすことがゴールに近づくことの大きなポイントになってくるのではないでしょうか。　
また、TOEICを定期的に受験することができるので数をこなすこともお勧めしたいと思います。　　