日本史の勉強方法について

日本史は非常に学ぶことも膨大であり、学べば学ぶだけ非常に奥が深い教科です。
非常に覚えることも多いこともあり、ひたすら暗記をしなければならないということを思われる方が非常に多いかと思います。
日本史の試験では、単純な知識を問われる選択式の問題だけでなく、論述式では今までの知識を総動員する問題もあり、単純な知識の暗記だけでは太刀打ちできないことも多いです。
単純な知識の暗記だけでは、日本史の勉強は一気につまらなくなり、限界を迎えます。その為、単純な知識の暗記だけではない日本史の勉強の仕方について、以下に説明をしていきます。
日本史の勉強方法については、以下の点が日本史を得意にするポイントとなります。
　・時代の流れを押さえた勉強を行うこと
　・何回も何回も繰り返し勉強を行うこと
　・問題を何度も繰り返し解くこと
それでは早速見ていきましょう。

時代の流れを押さえた勉強を行うこと

時代の流れを押さえた勉強を行うことが一つ目のポイントです。
日本史の試験では、論述式であれ選択式であれ時代の流れを押さえ、その因果関係を問われる問題が多いです。この因果関係をいかに学ぶことが非常に重要になります。
そのため、この因果関係を学ぶのに一番良い方法は、使っている教科書の素読を行うことです。教科書は日本史の流れをしっかりと記載しているだけでなく、体系的に日本史の知識をまとめて書かれていることがポイントです。
このため教科書は日本史の大きな流れを文章で書いてあるため、これを繰り返し素読することが非常に重要です。それにより知識や因果関係を学べるようになるとともに具体的な論理的な書き方を教科書から学ぶことができます。素読をしても最初のうちは理解が深まらないことが多いかと思いますが、何回も素読を行うことで知識を少しづつ覚えてくるようになります。その結果、知識と知識とが有機的につながるようになりますので、結果として歴史の因果関係を問われる問題についてもすこしづつ得意になっていきます。　このことを続けていくうちにキーワードとキーワードが有機的に知識がつながることにより、少し難しい問題であっても解くことができるようになります。

何回も何回も繰り返し勉強を行うこと

次の日本史の勉強方法について覚えてほしいポイントは、何回も何回も繰り返し勉強を行うことです。
古代から現代史まで一通り教科書を読んで、それを何回も読みなおすことです。これにより記憶から定期的に呼び起こすことにより知識を定着させることができます。また歴史の因果関係をきちんと理解する上でも一通り教科書を読むことで、曖昧であった知識が習得できることです。一度わからないことであっても、更に勉強や知識を得ることで、わからなかった知識がすんなりと理解することができるようになります。すんなりと理解できる例として、時代をまたいで出題される文学史の問題が挙げられます。単純な知識だけでは時代をまたいだ理解はできず、歴史を時代またいだ流れとして理解しないと正解にたどり着けません。このためどうしても一通りの流れを何回も何回も繰り返すことが必要となります。最初のポイントともつながるのですが、日本史の勉強は一通りの流れを理解することが非常に重要になります。

問題を何度も繰り返し解くこと

最後のポイントは、問題を何度も繰り返し解くことが重要です。
様々なパターンの問題で、一つの知識を確認することは多々あります。一つの知識を複数のパターンで問われてもきちんと回答できることが日本史が得意になるポイントでもあります。多くのパターンを経験し、問題を解き続けることで受験や定期テストの際に慌てずに解答することができることで、自分自身に自信が生まれ日本史でしっかりと点をとることができます。インプットも重要ですが、アウトプットである問題を数多く解くことが非常に重要なことです。問題を数多く解く経験を積むことでどんどん日本史の勉強が更にできるようになります。

最後に

以上、三つの点についてそれぞれのポイントを詳述してきましたが、今一度振り返りしたいと思います。
日本史は暗記だけでは得意にはならず、きちんと歴史の流れを理解することが日本史を得意になるステップかと思います。この方法ではすぐに得点を取れるものではありませんが、時間がたてばしっかりと得点を取れるようになります。
次に一通りの流れを何回も繰り返し学ぶことで、様々な知識がつくことができます。具体的には一つのテーマで複数の時代を横断した知識をきちんとつけることができることがポイントです。そのためにはお使いの教科書を繰り返し素読することが非常に重要になります。暗記では得られない知識を習得できます。
最後に、数多くの問題を解くことが必要です。その中で一つの知識がどのように問われているかがわかります。様々な角度から一つの知識を問われていることがわかります。数多くの問題を解くことによって自分の大きな自身が生まれるようになります。結果、日本史の勉強が得意になっていきます。