思春期のお子様への接し方

思春期は、子どもから大人へと心身ともに大きく成長する時期です。
この急激な変化を受け入れるために、ときにイライラする感情が抑えられなかったり、親や先生、周りの大人に強く反発したりすることもしばしばあります。これらは、少しずつ新しい自分を形作るための自然な現象であり、自分らしさを見つけ、なりたい自分を実現していくためには大切なことなのです。

思春期のお子様の特徴と対する姿勢

思春期の子どもの反抗は、親や先生、周りの大人に批判的な態度を示すようになり、これまで素直に大人の言うことを聞いていた子どもの言動や態度に、親はとても戸惑います。
しかし、これは親の価値観を見つめ直し、自分を独自の存在として成長させる大切なステップなのです。
いたはずの子どもの反抗的な態度に直面すると、親の気持ちとしては「どう接していいのかわからない」と悩むことは少なくありません。また、反発心むき出しのお子様の変化が受け入れられず、お子様に否定的な感情を抱くこともしばしばあります。
お子様の気持ちを無視して、一方的に勉強することを押しつけたり、頭ごなしにお子様のいうことを否定しては、親子が互いに傷つけあうことになりかねません。

思春期の多感な時期を迎えた反抗期まっしぐらの子どもと向き合うときは、たとえ子どもの言動にとげとげしい内容や反発心がこもったきつい言動であっても、まずはしっかりと向き合い耳を傾けてじっくり話を聞いてあげることが大切です。子どもに反抗されるのを避けて無視したり、存在を拒絶したりするようなことは絶対にあってはなりません。
子どもをひとりの自立した人間として尊重すること、子どもの自尊心を傷つけないように接することが大切です。わたしたち大人もそうであるように、他者から承認されることは人間の基本的欲求でもあります。どんな態度であっても身近な家族から承認されることによって、子どもは深い安心感を得ることができて、自分らしい自分を肯定できるように成長してくれます。

私自身の体験談

私自身の体験談です。中学校に入ってまもなく心が落ち着かなくなりました。毎日イライラし、イライラすることで勉強にも集中できなくなり、当然成績は坂を転がり落ちるように下がりました。私に大きな期待を寄せていた両親は失望し、もっと勉強しなさいと一方的に繰り返すばかりでした。だんだん両親への反発も強くなり、私は学校でノートもとらず教室でただ座って過ごすようになり、塾もやめてしまいました。もともと勉強が得意で好きだった私は、変わっていく自分と私のイライラする感情を理解してくれない両親に心を閉ざすようになりました。もちろん成績は、下がるところまで下がりました。そのことを注意してくる大人には、「私のことだから関係ないでしょう!」と反発していました。このままではだめだとこころの隅で考えている自分も存在します。揺れる心を理解してほしい、わかってほしいというのが、私の心からの叫びでした。荒んだ時期が一年半ほど続いたでしょうか。ある日、両親のほうから、「自分たちも思春期のころはイライラして、ものを壊したりしたこともあった」「イライラしてるときって、なんだか辛いしエネルギー消耗するよね」と、今の私の心情を代弁してくれるような話をはじめました。それから「〇は今、どんな気持ち?どんな感じなの?」と聞いてくれました。その日から、私は今日のこころの状態ややりたくないこと・やりたいことなど、言葉にして両親に伝えるようにしました。両親は否定や拒絶することなく、ただただ私の話を聞いてくれました。これがうっぷん晴らしとなったのか、私は少しずつ授業に集中できるようになりました。こころがだんだん落ち着いてくるのが、自分でもわかるようになり、勉強できない私でも両親は、私を認めてくれていると感じるようになったのです。

それからは、両親を喜ばせるために勉強するのではなく、自分の夢を叶えるために勉強しようと気持ちを切り替えました。中学生になるまでは、なんとなくやっていた勉強が、反抗期の終わりにさしかかった頃には、明確な目的をもった勉強に変わりました。私はこれまでの遅れを取り戻すために、自分から塾に入り、学校での授業も真剣に受けるようになりました。そんな私を両親は、何も言わず見守ってくれていたように思います。無理な干渉がないことで、私のやり方でいいのだなと自信をもつことができました。そして、結果はおのずとついてきました。私の成績は入学時の順位ほどに戻り、見事志望校に合格することができました。

最後に

思春期真っ只中のお子様との接し方に悩んでいる親御さんは、子どものSOSにしっかり耳を傾けてあげることが何より大切です。反抗的な言葉にいちいち反応せず、距離をとって見守るだけでも、お子様のいいところ、夢中になっていること、頑張っていることが見えてくると思います。どんな些細なことでもいいので、いいところを褒めて認めてあげるとお子様は安心感を得られます
一番身近な存在である家族に認めてもらえた子どもは、自然と自分への肯定感を高め、これから進む道を自ら切り開いていくことができます。

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