小学校の国語の勉強法

ここでは、小学校の良い国語の勉強法をご紹介します。まず、現代の世の中の状況により、中々、スムースに勉強が上手く行かなくなっているのはなぜなのでしょうか。
原因として、パソコンやインターネットの普及に伴い、紙と鉛筆で書かなくなって来ています。大人の方も、ワードで書類を作成する事が多く、漢字を自分で覚えて書く必要もなくなり、インターネットで、調べれば、大体の事は調べられるので、辞書を使う機会も減っている事は事実です。
また、ネットで調べれば、大体の事が分かるという事は、自分で、試行錯誤しながら、考える機会も減り、あくせくして、書籍や図鑑で調べる事も少なくなって来ています。更に、テレビ、スマホ、塾通い、両親共働きと、親御さんと子供さんのコミュニケーションを取る機会も減ってきているのではないでしょうか。こういった原因をどう解決していけば良いかを、具体的にいくつか、ご紹介していきます。

漢字を正しく書く現況法

最近小学校の先生の悩みの一つに、漢字を正しく書けていない児童が多いと言われています。学校によっては、IT教材の活用で、こういった取り組みをやっている小学校もあります。学校が導入しているものに、ベネッセのミライシードと言うものがあり、その中のドリルパークでは、児童に、タッチパネル上に、児童自身が書き、書いた漢字をAi機能で、正解、不正解と判定してくれる優れものです。ご家庭で取り組むには、インターネットで検索するとフリーソフトが出てくるので、そういったものを活用するのが便利です。但し、フリーソフトの場合には、正解、不正解という判定は行なってくれないので、ご両親と子供さんが一緒にやってみて、どこが悪いのかをアドバイスしてあげるのが良い方法でしょう。

文章の読み書きに慣れていない児童が多い

これも、本を読む機会が減ってきた時代の流れの為かも知れません。実は私も大学生の時に文章の書き方が悪いと、大学の先生に言われ、「文藝春秋」を毎月買って読みなさいと言われた事がありました。児童には文藝春秋は無理ですが、本を多く読むことが必要です。
また、その本を読んで、感想文を書かせる、子供にどんなお話だったのかと、ご両親が子供に聞くのも一つの上手いやり方です。ここで、感想文を書いて終わり、感想を聞いて終わりではなく、親御さんがそれを見て、子供とコミュニケーションを取ることが必要です。

例えば、感想文は、間違っている漢字を訂正して、教えてあげる、言い回し等は、きちんとした正しい言い回しを教えてあげる事が必要です。5W1Hをいきなり、子供に教える事は難しいけれど、この5W1Hの視点で、親御さんから子供さんへ質問して、子供がどう答えるのか、反応も見ることを必要です。
これらの狙いは、語彙力をアップさせる事、子供が自分で考える習慣を付け、人とのコミュニケーション能力を習慣付ける事が狙いです。こういう事は、スマホやテレビ、パソコンからはでは難しいので、その辺りを注意して、見てあげる事が必要になってきます。昔なら、子供が寝る前に、母親に本を読んで読み聞かせをしていた頃もありました。今のお母さんは、非常に多忙で、そんな時間はない、ゆとりはないと思われるでしょう。最初から、100%を望まなくても良いのです。できる所から始めれば良いだけです。また、その様な時間だけではなく、子供や家族でのお出かけした際に、その様な目線で、子供に触れ合えば良いだけで、子供は、大人が思っている以上の能力を持っています。

その能力の引き出し方を知らないだけと思った方が良いでしょう。つまり、きっかけを作ってあげる事が、お父さんやお母さんには必要なだけになってきます。子供新聞をたまに読ませる事も良い例ですが、学校からから父兄に向けた配布物を使って、何が書いてあるのか、教えて、あるいは、先生から、何て言われて来たのと尋ねるのが簡単なやり方でしょう。
子供がその問いかけにどう答えるのかを確認して、間違っている所は訂正して教えれば、子供の語彙力アップや考える思考能力アップに繋がってきます。また、人とのコミュニケーションアップにも繋がってきます。この様な事は習慣づければ、わざわざ、国語の勉強の時間を組む問題ではありません。
この様な事を行なう時の上手いやり方として、良い点は褒めてあげる、「ここは、良くできたね、こんなことを知っていたのね」と言ってあげると、そういってもらえた事を子供は覚えているので、「次もこうすれば良いのか」と覚える様になってきます。悪い所は「ここはだめよ」と言うよりは、「この言い方の方が正しいのよ、ここの漢字はこう書くのよ」とできるだけ、ネガティブに話さない方が良いです。

語彙力を付ける能力を身に着けさせる、自分自身で考える能力を身に着けさせる、人とのコミュニケーション能力を身に着けさせる

この部分は、実例で先に述べた事なので、同じことの記載は省略しますが、国語の先生の中には、今のIT機器が無くなり、紙と鉛筆だけの方が良いのにと考えておられる先生方もいらっしゃるのではないかと感じることがあります。私はIT機器に触れ合う、使う事に賛成で、そういった事だけでなく、国語は人生の中でも重要な科目です。理系に進んでも、文系に進んでも、今はグローバル社会なので、国語や英語は必要になってきます。理系に進んで、社会に出ても、文章の書き方は上司からダメ出しさせるくらいです。一つでも良いので参考にして、取り組んで頂けたら幸いです。

あなたのためだけの家庭教師が見つかります!最短入力1分!診断スタート
あなたのためだけの家庭教師が見つかります!最短入力1分!診断スタート

あなたにピッタリの家庭教師会社をカンタン診断!

成績アップや苦手克服など、お子さんの目標を達成するためには、相性や目的にあった家庭教師会社を選ぶことが重要です。

みつけ~るのカンタン診断は、質問に答えるだけでお子さんと相性の良い家庭教師会社を絞り込んでご紹介します。

診断にかかる時間は最短1分!お気軽に診断ツールをご活用ください。