勝敗を分ける原因は？

環境

お子さんは、どこで勉強をしますか？
個室でないと、集中出来ない者もいますが、何のために勉強をしているのですか？
勉強をするのはテストで良い点を取るため、入試で良い点を取れば希望校に合格出来ます。
テストや入試は個室で行われますか？
違いますよね、多くの者と合同で試験を受けますよね。
普段から試験慣れすることで、試験で実力を発揮できるのです。
いくら模試等の成績が良くても、肝心の試験で実力が発揮できないでは、今まで頑張った意味がありません。
浪人する者の多くは、数点足りないだけで不合格、合格する者と不合格になる者とでは紙一重。
普段から試験慣れするには、個室で1人で勉強をするのではなく、雑音が聞こえる家族のいる所で勉強をするのが望ましいです。
雑音が聞こえる環境で勉強を続ければ、勉強に集中をし雑音が聞こえなくなることを実感出来るようになります。
どうすれば勉強に集中出来るのか？
集中するまでには、どの程度の時間が掛かるのか？
どうすれば、集中できる時間を早めることが出来るのか？
これらが分かるようになると、ＯＮとＯＦＦの使い分けができる人間になれるのです。

保護者がしてあげることは、子供が勉強に集中出来るようコンディションを整える。
体調が優れないと、勉強に集中出来ません。
僅差で合格・不合格になるのは、体調が影響をしていると言っても過言ではありません。

勉強をしている子供への差し入れは何が良い？

勉強の間に食べるのだから、子供が好む御菓子をあげたいところですが、糖分が多い御菓子は勉強の差し入れには好ましくありません。
勉強で脳が疲れると、甘い御菓子を食べたくなりますが、この誘惑に負けてしまうと、試験にも負けてしまいます。
試されていることを忘れてはいけません。

僅差で合格・不合格が生じるのは普段の生活が影響をしており、普段の積み重ねが結果に現れるのです。
糖分が多いお菓子は、子供にとっては美味しく感じるのですが、依存性があるため、糖分が多い御菓子がないとイライラするようになります。

勉強で疲れるということは、脳の血液が悪くなっているということ。
考えが煮詰まると部屋を換気するのは、換気をすることで血液に酸素が取り込まれるから。
酸素がないと火が消えてしまうように、脳の酸素が不足をすると思考が鈍り、勉強が捗りません。

糖分が多い御菓子を食べると血液はドロドロになる、ドロドロな血液では脳が酸素不足を起こしてしまいます。
勉強の合間に食べるオヤツは、御菓子ではなく、納豆や青魚など血液をサラサラにするものが相応しいのです。
「えー！？オヤツが納豆！！」と思うのは最初のうちだけ、人間は、どんなことにも必ず慣れます。
結果が伴うなうようになると、「納豆はないの！」と言うようになります。

なぜ、疲れると甘いものが食べたくなるのか？

前記したように、甘いものを食べると血液はドロドロになる。
血液がドロドロになると、動きたくなくなる。つまり、疲れると甘いものが食べたくなるのは、動きたくなくなるように脳が仕向けているのです。
「勉強なんてしたくない」と子供が言うのは、脳がサボりたいと考えているから。
「勉強なんてしたくない」と子供が言い出したら、子供を叱るのではなく、サボるように仕向けている脳を改めましょう。
脳を改めさせるのは簡単なこと、血液をサラサラにすれば良いのです。

「勉強をしたらオモチャを買ってあげる」、大人がたまに言うことですが、これは教育方法としては最悪。
なぜなら、報酬がないと、動かない人間になってしまうからです。
勉強は誰のためにするのですか？自分のためでしょ！
勉強が出来る子は、問題が解けることが報酬になっているのです。

ストレス発散方法

大人であれば、飲酒をしたりスポーツをしたりしてストレスを発散できますが、試験の時にこれらをしたら、試験会場から退場させられます。
飲酒をしてストレス発散ができるのは、アルコールによって一時的に血流が良くなるから。
スポーツも同じ。
ストレス発散するには血流を良くすれば良いのだから、簡単なのは屈伸運動をすること。
良く知られている屈伸運動はアキレス腱伸ばし、しかし、座って行われる試験時にアキレス腱伸ばしは出来ません。
屈伸とは伸び縮みすることですから、座った状態で腕を伸ばし縮めるだけでも血流は良くなります。
腕を伸ばし縮めるのが恥ずかしい子は、手を開いたり閉じたりするのを繰り返しても、同様な効果はあります。

普段から勉強中に屈伸運動を取り入れることで、試験時に緊張した時でも屈伸運動をすることで、緊張は徐々に和らぎます。緊張したら、どうしようと焦るのではなく、普段していることをする。
実力以上のことをするのは不可能、緊張する試験で心掛けることは普段通りにすることです。