歴史の年号を簡単に覚える方法

年号の暗記は難しい?

歴史科目(日本史、世界史)において、年号を覚えるのは非常に重要な反面、覚えるのが面倒と思う方も多いのではないでしょうか。理系で特に社会化が苦手な方はもちろんのこと、社会化が得意な方であっても、年号を正確に覚えるのは骨が折れる作業だと感じているケースが思ったより多いようです。

語呂合わせは覚えにくい?

多くの学習参考書では、いわゆる「語呂合わせ」による年号の暗記方法が書かれています。例えば、日本史の場合ですと、

・鎌倉幕府の成立(1185年)
 →1185(いいはこ)作ろう鎌倉幕府
・建武の親政(1334年)
→1334(いざみよ)建武の親政
・島原の乱(1637年)
→1637(いちろみんな)で島原へ

このような覚えた方の問題点は、年号の最初が「1」からスタートするため、語呂合わせの最初が「い」もしくは「いち」で覚えなければいけません。そのため、語呂合わせの内容にどうしても「縛り」ができてしまう。むろん、頭の中に入りやすい語呂合わせもあるのですが、全てがそうではないですよね。そのため、一部の年号の中には非常に覚えにく項目がどうしても出てきてしまうのです。
実は、年号の覚え方にはコツがあります。それは一体何かといいますと、
下二桁で覚えるということです。

下二桁で覚えるとは?

例えば前述の日本史の場合、このような感じです。

・鎌倉幕府の成立(1185年)
→85(はこ)モノ政治の鎌倉幕府
・建武の親政(1334年)
→34(みよ)建武の親政
・島原の乱(1637年)
→キリシタン37(みな)殺し

なぜ下二桁でよいかといいますと、「上二桁は間違えない」からです。例えば、
「鎌倉幕府の成立はいつか?」
A.1085年
B.1185年
C.1285年
これを間違えることはまず、ないでしょう。つまり100年単位で間違えることはないため、下二桁を覚えておけば十分なのです。

そして最初に「1」(い、いち)を持ってくる必要がないため、語呂合わせのバリエーションが豊富に選択できる。そのためここに書いた内容はもちろんのこと、それ以外でも、自分が覚えやすい語呂合わせを考えることが可能となります。
これだけでもかなり覚えやすくなるのですが、実は、年号の覚え方には他にも多くのバリエーションがあります。

1桁で覚える

例えば幕末~明治時代にかけては、歴史上の出来事の年表が非常に近接しています。例えば、
・1853年 ペリー来航
・1858年 安政の大獄
・1860年 桜田門外の変
・1868年 明治元年
安政の大獄(1860年)を4桁の語呂合わせで覚えようとした場合、「一派(18)群れ(60)、井伊片付ける、桜田門」という語呂合わせがあるのですが、非常に覚えるのが面倒に感じられますよね。

この場合、単に、井伊直弼の写真に「0」と目印を付けておく。そして明治元年(1868)の場合、明治天皇の写真「8」と目印をつけておく。これで十分です。同様に、ペリー来航であればペリーの写真「3」。そして安政の大獄は先ほどの井伊直弼の写真に「8」と目印をつけておく。
・8 安政の大獄
・0 桜田門外の変
この場合、1850年代と1860年代を間違える可能性は少ない。したがってこれだけ(1桁)で十分です。

連番とゾロ目

年号の暗記方法は少ない桁数(下二桁や一桁)だけではありません。実は、3桁以上で覚えた方がよいケースがあります。それは「連番とゾロ目」です。例えば、

連番

・1234年 金滅亡
・1789年 フランス革命
世界史において、出題される連番の年号は基本的にこれだけです。そのため、連番で覚えておくこと逆に暗記が楽になります。

ゾロ目

・1333年 鎌倉幕府滅亡
・1888年 枢密院の設置
こちらもゾロ目のため、逆に3桁で覚えた方が覚えやすい。そしてこういった年号は限られているため、例えば年表の並び替えを求める問題が出た際も、非常に解きやすくなります。

余談ですが、後金(後の清)の建国は1616です。上二桁と下二桁が同一という非常に珍しい年号のため、記憶しやすいといえるでしょう。前述の金滅亡(1234年)とセットで覚えることで、記憶に定着しやすくなります。

キリのいい数字で覚える

遣唐使の廃止(894年)は「白紙(894)に戻す遣唐使」として非常に有名な年号です。ちなみに1000年より前の場合は逆に3桁で覚えた方が覚えやすい年号も多く存在します(※最初が「1」で始まらないため、語呂合わせのバリエーションが豊富なため)。

そして、この1000年後にあたる894年が日清戦争となるので、
・894年 白紙に戻す遣唐使
・1894年 再び白紙に戻す日清戦争
このような形で覚えることで、暗記の負担を軽減することができます。

余談ですが日清戦争(1894年)~第一次世界大戦(1914年)は近接した年号が多いのが特徴です。
・1894年 日清戦争
・1904年 日露戦争
・1910年 日韓併合
・1911年 関税自主権の回復
・1914年 第一次世界大戦
日露戦争が日清戦争より先、あるいは日韓併合が日露戦争より前というのは考えにくい。そして第一次世界大戦が最後になることも容易に推察できるでしょう。そのため、この場合、関税自主権の回復(1911年)を覚えておけば、並び替え問題は容易に正解を導き出すことができます。

意外と面倒だと思われる年号の暗記、ぜひ工夫して「最小限の負担で、効率よく」学習していきましょう。

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