お子さんの勉強方法を見直してみましょう

勉強を頑張っているのに成績が上がらない…

そんな時は、お子さんの勉強方法を見直しましょう。
見直すことで、お子さんに合った勉強方法を見つけられるかもしれません。

見直しの方法から、正しい勉強方法までご紹介します。

見直しが必要な理由

見直しが必要な一番の理由は「勉強が身についていない」からです。
１日何時間も勉強しているのになかなか成績が上がらないのは、勉強したことが身についていないということです。勉強方法を見直すことで、お子さんに合った勉強法を見つけられ、効率よく身につく勉強ができるようになります。

お子さんに合っていない勉強をしていても、成績も上がらず、苦手科目や苦手教科などを克服できません。

時間は無限ではありません。
受験当日までの限られた時間を有効に使うためにも、一度見直してみましょう。

見直し方

今の勉強方法に不安や疑問を感じていて、勉強方法を見直したい方に、2つの方法をご紹介します。

模試の結果を確認する

模試の結果を確認して、活用しましょう。
模試の結果から、学力・苦手分野などが分かります。お子さんの「できること」「できないこと」をしっかりと把握し、苦手分野の克服できる勉強法に変えましょう。
効率よく勉強するには、何を優先的に勉強しなければいけないのかを、把握する必要があります。

家庭教師や塾の先生に相談する

勉強を教える「プロ」である、家庭教師や塾の先生に相談するのも一つの方法です。
つまずいている部分を分析してもらい、弱点とそれに対する対策を知りましょう。
特に1対1で指導している家庭教師の先生は、お子さんの苦手や得意分野などを把握しているので、お子さんに合った対策や指導方法をアドバイスしてくれます。

合格できる勉強法とは？

志望校に合格できる勉強法を、5つのポイントと共にご紹介します。

自分に合った効率の良い勉強法

受験勉強で一番大切なのが「自分に合った効率の良い勉強法」で勉強することです。
何事にも自分に合ったやり方や、方法があるように、勉強にもあります。

目標を明確に計画する

勉強の目標やスケジュールを明確にし、計画を立てることは、やる気とモチベーションの維持につながります。
短期的な目標と長期的な目標、両方とも明確にできると、さらに良いでしょう。
入試関連や学校行事、学習スケジュール、達成度なども記入して可視化することも効果的です。

メリハリをつける

勉強に限らず、メリハリをつけることは大切です。
勉強の時に集中できるように、休憩時間にはしっかり休み、時間を有効的に使いましょう。

問題にたくさん触れる

勉強の質も重要ですが、量をこなすことも重要です。
量をこなすことのメリットは2つあります。

様々なパターンの問題を知ることができる

入試の際に、解いたことがある問題や似たような問題がでてくれば、解くことができる可能性が高まります。可能性をあげるためにも、多くの問題を解くことが必要です。

効率の良い勉強法が見つかる

「勉強は量より質」と聞いたことはありませんか？
しかし、最初から質の良い勉強は不可能です。そもそも、「質の良い勉強」「効率のいい勉強」は人によって異なります。
お子さんに合った「質・効率のいい勉強」を見つけるには、量をこなし、いろんな勉強法を試す必要があります。

ダメな勉強方法

「なかなか成績が上がらない…」「いまいち効率が上がらない…」

気付かないうちに、ダメな勉強方法をしてしまっているかも知れません。
いくつかダメな勉強方法をご紹介しますので、今の勉強方法が当てはまっていないか確認しましょう。

休憩なしの長時間勉強

休憩を挟まずに長時間勉強するのは非効率です。余裕がない状態であっても、休憩をとらないことには集中力が続きません。こまめに休憩を挟み、集中して勉強しましょう。
ただし、勉強内容によって休憩時間の取り入れ方は異なりますので、注意しましょう。

休憩中も動かない

休憩中はゲームやスマホなど、身体を動かさず過ごしたりしていませんか？
身体を動かすと血流がよくなり、きちんと脳に血液がいきわたり、集中力が高まります。
心身ともにリフレッシュできるので、できるだけ身体を動かすようにしましょう。

目的・やるべきことを明確にしていない

目的なく、漠然と勉強をしていても効率が悪く、なかなか学力は上がりません。
「目的を意識して勉強」しているのと、「なんとなく勉強」しているかでは、結果が圧倒的に違います。勉強のみならず、何かをする上で目的意識は大切です。意識して行動しましょう。

計画を立てるだけで満足／時間を掛けすぎている

勉強をする上で、計画することはとても大切です。
計画を立てずに勉強をしていると、「やらなくてはいけないこと」を見落としてしまったり、だらけてしまうこともあるので、計画を立てるようにしましょう。
しかし、計画を立てるのに時間をかけ過ぎたり、計画を立てたことに満足して実行しないのはいけません。

解答・解説を丸暗記

問題を解いても、解答や解説を丸暗記するだけではダメです。
自分の言葉で説明できるように、なぜこの答えになるのかをしっかり理解しましょう。
問題が変わっても解けるように、確かな知識をつけましょう。

勉強の成果＝時間で見てしまう

「今日は〇時間勉強した！」「昨日より〇時間長く勉強した！」
このように、長い時間勉強したからすごい、良いなどと考えてはいませんか？
ただ問題を眺めて過ぎた時間や、ダラダラ勉強して過ぎた時間は、意味がある時間でしょうか？時間だけが長くても意味がありません。
限られた時間で、「どのような勉強をしたか」が重要です。