2022 FIFAワールドカップ出場国について調べよう~ポーランド編~

こんにちは、家庭教師みつけ~るの服部(ふくべ)です。今年はワールドカップイヤーですね。SAMURAI BLUEの活躍が楽しみです!
ところでワールドカップには様々な国が出てきますね。良い機会なので、全部で32国の歴史などを学んでいきたいと思います。

今回は、グループCのポーランドについて紹介していきたいと思います。

ポーランドの基本情報

公用語ポーランド語
首都ワルシャワ
面積32.2万km²
人口約3,801万人
通貨ズウォティ
宗教カトリック
政治体制共和制

ポーランド共和国はヨーロッパの中部に位置しています。国境をロシア、リトアニア、ウクライナ、ベラルーシ、スロバキア、チェコ、ドイツと接し、北はバルト海に面しています。
気候は、西部は西岸海洋性気候、東部は内陸性気候で、気温は日本よりも寒いです。

首都・ワルシャワはポーランド最大の都市で、政治・経済の中心地です。ワルシャワの旧市街地は13世紀に構築された街並みが第二次世界大戦で壊されて廃墟となるものの、ポーランドの人々の努力によって忠実に再現されました。このことが評価され、1980年に世界遺産に認定されました。マーケットプレイスや聖ヨハネ大聖堂は観光名所としても人気です。

政治体制は共和制です。国家元首は大統領ですが、政治的・軍事的な実権は閣僚評議会議長である首相にあります。
議会は二院制で、下院は上院より優先されています。

ポーランドはフレデリック・ショパンの出身国でもあります。ショパンが作曲した曲にはポーランドの民族音楽が取り入れられたり当時の政治情勢が反映されたりしています。
ワルシャワで開催されるショパン国際ピアノ・コンクールは現存する世界最古のピアノコンクールで、レベルも世界最高峰のものとして知られています。

主要な産業は食品・飲料、自動車、金属・金属品、電機電子機器、ゴム・プラスチックなどです。

ポーランドの歴史

古代

ポーランドは東ヨーロッパと西ヨーロッパが交差する位置にあり、早いうちから文化が発達していたと考えられています。球状アンフォラ文化やルサチア文化の痕跡も、ポーランドが文化発展の地であったことをうかがわせます。

ポーランド王国の勃興

966年、ピャスト朝の王・ミェシュコが周辺諸国を統合し、ポーランド公国が建国されます。
ミェシュコはキリスト教に改修したため、ポーランド公国は西欧諸国からキリスト教国家として認められます。1025年にローマ教皇から認められ、ポーランド王国になりました。

全盛期

1386年にヤギェウォ朝が成立すると、隣国のリトアニアと同盟関係を結びます。1410年に当時力をもっていたドイツ騎士団を打ち破ると、ヨーロッパ屈指の強国として歩み始めます。
1569年にリトアニアを併合すると、議会制民主主義を採用しポーランド・リトアニア共和国を建国します。その後、オスマン・トルコ帝国やロシアなどの諸外国と相次いで戦争を行い繁栄しました。

分割の時代

18世紀に入ると、ポーランド継承戦争などをきっかけに、外国の干渉が強くなります。1772年に第一次ポーランド分割が行われ、1795年の第三次ポーランド分割によって国が消滅しました。
1807年にワルシャワ公国として再興するものの、1815年にはロシア皇帝を元首とする国家となり、ロシアの強い影響下に置かれることになりました。

革命から独立へ

ロシアの弾圧を受けていたポーランドの人々は、その支配からの脱却を目指して蜂起し、十一月蜂起と一月蜂起がおこります。これによってポーランドはロシアの支配から脱却します。さらに、プロイセンに支配されていた旧ポーランド領でも抵抗運動が起こります。
第一次世界大戦が終わると、ヴェルサイユ条約によってポーランドは完全に復活します。復活直後にソ連が侵略戦争をしかけるものの撃退し独立を守りました。

第二次世界大戦から現在へ

第二次世界大戦ではドイツとソ連の密約によってふたたび分断占領されました。戦争が終結すると、ソ連によってポーランド人民共和国として独立させられ、ソ連の強い支配下に入ります。
1989年にソ連の影響が弱まると、選挙によって社会主義体制から脱却し、民主主義国家になり、現在のポーランド共和国として歩みを始めます。1999年に北大西洋条約機構(NATO)に加盟、2004年に欧州連合(EU)に加盟しました。

日本とポーランドの関係

ポーランドと日本の国交は、1919年3月に日本がポーランド共和国を承認したことをきっかけに始まりました。第二次世界大戦中に一時断絶するものの、1957年に国交を回復しました。2019年に国交樹立100周年を迎え、両国関係が友好であることが改めて確認されました。

政治関係

ポーランドが民主化した1989年以降に要人の往来が活発化し始め、1994年にワレサ大統領が国賓として来日し、2002年には天皇皇后両陛下がポーランドを訪れています。

2012年にコモロフスカ大統領夫人が東日本大震災の被災地を訪問されました。

2015年2月、安倍晋三総理とコモロフスキ大統領が首脳会談を行い、「自由、成長、連帯への戦略的パートナーシップ構築」という共同声明を発表しました。
2017年5月、岸田文雄外相とヴァシチコフスキ外相が会談し、「日・ポーランド戦略的パートナーシップに関する行動計画」に署名しました。
その後も度々首脳会談が実施され、両国の関係強化がはかられています。
二国間条約・取極は10個結ばれています。

経済関係

貿易は盛んにおこなわれており、日本はポーランドに自動車、自動車部品、自動車関連製品、電気計測器などを輸出しています。
ポーランドは日本に機械、機械部品、自動車、自動車部品などを輸出しています。
貿易収支は日本の貿易黒字です。

日本企業の進出も進んでおり、2020年には356社にのぼりました。

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