中学生向け理科の定期テスト対策

小学生の時よりも、中学生で習う教科はどの教科も覚えないといけない単語がたくさん増え、得意な教科、苦手な教科がはっきりしてくるようになります。
さらにテストも小学生の時は単元が終わるごとに大テストがあり、直前まで習っていたことが出るので特に勉強をしなくても高得点が取れることがあります。
テスト内に挿入されている写真もカラーなので、お子さんにとっても見やすく、またテストの問題数もさほど多くありません。

一方、中学生になると、定期テストとよばれるテストが始まります。こちらはほとんどの中学校では中間テスト、期末テストと言われ、通常各学期ごとに2回あります。
小学生の時と異なるのは、単元ごとに毎回行うテストではないので、中学生ではいくつもの単元をまとめてのテストになります。
そのためテストの時には習った単語の名前をすっかり忘れてしまっていたり、覚えていても漢字を忘れてしまってかけなかったり、
また問題数が非常に多くなるので、テストの時間内に問題を解くのに時間が足りなかったりすることもよくあります。
そして小学生の時よりも点数が取れなくなってしまい、がっかりして自信をなくし、勉強がいやになってしまうお子さんもおられます。
しかし、あることをしっかりやれば定期テストでもしっかり得点を取りことができます。

それは「しっかり予定を立てること、何度も繰り返すこと、早めに勉強を始めることの3つです。
これは国語、数学、英語、理科、社会のどの教科でもいえることです。

しっかり予定を立てること

まず、予定を立てることについての話をします。
特に理科、社会は暗記科目とよばれていますが、定期テストはここからここまでと範囲が決められているので、その範囲内の単語や理由を
ちゃんと覚えていられれば、仮に「理科が苦手で好きではない」というお子さんでも高得点を取ることは可能です。
そのためにはまず、やはりいつ頃から勉強を始めるか、おおまかでもいいのでどの範囲までを、いつからいつまでに覚えるのかをしっかりと予定を立てることが必要です。
そうしないと適当にその時やろうと思ったところを勉強していくと、思っていた以上に時間がかかってしまってテストまでに時間が足りなくなる可能性があります。

何度も繰り返すこと

そしてつぎに「何度も繰り返すこと」ですが、これは非常に大切です。
中学の定期テスト、例えば中間テストや期末テストなどの理科の問題は単語、実験でなぜそうなるのかという理由などがよく出ます。
逆にそこさえ覚えることができれば、点数を取ることができます。
でも、1度ではなく、何度もが重要です。
例えば仮に覚えたつもりでいても、うろ覚えになってしまうことがあり、テスト中に「この問題見たことあるけど、単語の名前何だっけ?」
と焦ってしまって時間が足りなくなり、その答えを間違えていた、なんていうこともよくある事象です。

具体的な理科の勉強の仕方として、まずは学校で教材として配られたワーク、先生から配られたプリントの内容を覚えることをおすすめします。
ほとんどの場合ワークが配られることが多いので、まずはワークに載っている単語、実験結果の理由を先に覚えます。
一周目は一通り解いてみて、間違えたところ、合っていたけどたまたま正解したところ、自分が気になるところ、の問題の番号に印をつけておきます。
二周目は一周目に印をつけた問題のみを覚えるまで解いていきます。それをテスト前までに最低でも三周、できれば五周くらいまでできれば
かなり自分に定着しているようになります。勉強に費やす時間が長くなればなるほど、何度も繰り返して自分の頭に定着させることができるようになります。

早めに勉強を始めること

3つ目の「早めから始めること」が大切になってきます。
先程話したように中学のテストは範囲も広く、覚えることは多いです。さらに期末テストは副教科も増えるのでさらに覚えることが増えて、
テスト直前に勉強を始めても時間が足りない、ということが出てきます。
その他にも3年生になると、非常にテスト範囲が広くなる実力テストも存在します。
2つ目の何度も繰り返すためには時間が必要なので、「早めから始めること」が大切です。

まとめ

小学生の時は準備をしなくても、少し得意なだけでも高得点が取れていましたが、中学生のテストはそう簡単にはいきません。
時間の使い方、時間のかけ方に気を付けないとテストまでに時間が足らず、テスト範囲内を覚えることができなくて、間に合わなくなってしまいます。
大体でいいので勉強の予定を立てること、何度も繰り返すこと、早めから始めること、この3つが揃って理科の勉強対策に有効的になります。
点数が取れれば、小学生の時に苦手だった理科だけど中学生になって好きな得意教科になれるかもしれません。

中学生の定期テストの結果は、学校からつけられる通知表、そして内申点に影響します。
内申点は高校受験の際に点数化され、地域ごとに割合は異なりますが入試当日点と合算されて、各高校から選ばれるために使われるという非常に重要な役割を果たしています。
1年生の成績から内申点に含まれる地域が多いので、3年生になってからでいいや、ではなくできれば1年生から取り組んでもらいたいです。

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