英単語ってどうやって覚える?受験生に人気の単語帳も紹介!

英単語はとにかく暗記作業です。そのため、暗記に苦手意識を持っている人の中には、「勉強をしているつもりだけれど全然頭に入らない」「単語がわからなくて全然問題が解けない」という人も多いでしょう。
単語力が無いと、読解問題や英作文など実践フェーズに移れません。
受験勉強に本腰を入れるためにも、英単語は早めに終わらせたいところでしょう。
「ある程度文法を理解していれば、文脈から単語の意味を読み取れる」とよく言われますが、実際はある程度の単語力があってのこと。そこでここでは、英単語を覚えるコツや、高校生に人気の単語帳それぞれの特徴について解説します。

英単語の暗記は「見たことある」を増やすことが大事

英単語の勉強は、回数を重ねることが大切です。
時間をかけて1回で全部覚えようとしても覚えられません。その時は一通り頭に入ったつもりでもすぐに忘れてしまいます。しかし、暗記作業が苦手な人ほど、集中して1回で覚えようとしてしまいがちです。しかも苦手意識を持っている作業は気が向かないのもあってなかなか集中力も続きにくく、効率が悪いでしょう。
英単語の暗記は、覚える覚えていないに関係なく、とりあえずぱっと文章を目に入れましょう。この作業を積み重ねて、少しずつ覚えている量を増やしていくのです。
最初は覚えられないことに焦るかもしれませんが、回数を重ねるごとに「これ前に何となく見たことがある」と感じる単語が増えていくでしょう。この「何となく見たことある」を積み重ねて記憶を定着させましょう。

英単語はどのくらいのペースで暗記すれば良い?

英単語は毎日繰り返して覚えるのがベストですが、実際のところ単語帳1冊を毎日繰り返すのは難しいので1単元などある程度のところで区切って暗記するのが一般的です。
しかし、単元ごとに区切って勉強していると、気づかない間に前半の単元の単語が抜けてしまいます。そのため、定期的に振り返る必要があります。そこでどのペースで暗記作業を行うのでしょうか。
基本的な単元ごとの暗記ペースは以下の通りです。
・2回目:翌日
・3回目:2日後
・4回目:1週間後
・5回目:2週間後
・6回目:1ヶ月後

このペースで暗記を行い、英単語を定着させましょう。

単語帳はどれを使えば良い?人気英単語帳の特徴を紹介!

大学受験の定番単語帳と言えば、「ターゲット」「システム英単語」「Duo3.0」「速読英単語」が挙げられます。それぞれ特徴があり、自分の得意な勉強法に合わせて選ぶことが大切です。

「ターゲット」

シンプルな単語帳が欲しいときにおすすめなのがターゲットです。進学校では1900を利用している人が多いですが、単語力が足りないと感じているなら1400を利用してみるのもおすすめです。
ターゲットは一語一義が特徴。英単語自体は1つの単語でも複数の意味がありますが、暗記が苦手だとなかなか全部覚えられないでしょう。ターゲットならシンプルなので、苦手な人でも無理なく覚えられます。
また、ターゲットは頻出度合いに応じて単語が並べられています。優先度が高い単語を先に覚えられるので、演習も早めに始められるでしょう。

「システム英単語」

システム英単語は英単語に加えて簡単な例文が載せられている単語帳です。人によってはただ単語を覚えるだけでなく、英文を読みながらの方が覚えやすいこともあるでしょう。システム英単語なら大体10語以内の英文なので、文法の準備ができていない人でも無理なく内容を理解できます。
また、システム英単語は最新の8000題分の英語の入試問題をベースに単語を選出しています。加えて多義語もまとめて掲載されているので、1回でたくさんの量を覚えたい人にとっても便利でしょう。

「Duo3.0」

英単語と英文両方をバランス良く覚えたい場合に適しているのがDuo3.0です。例文は割とくだけた表現が多いので、Duoは楽しみながら暗記作業ができる点も良いでしょう。また、単語そのものだけでなく、〜able・〜tiveなどの派生語もまとめられています。そのため、間違えて覚えやすい派生語も無理なく覚えられます。
Duoの難点は大学入試を想定していない点でしょう。どちらかと言うと日常英会話を意識した単語帳なので、読解に力を入れるなどしてDuoでは足りない分を補填してください。

「速読英単語」

英語上級者向けの単語帳が速読英単語です。速単は基礎がしっかりできている人向けなので、英語が苦手な人にはあまりおすすめしません。
速読英単語は単語を覚える→英文を読むのサイクルで単語を定着させる単語帳です。英文が試験に出るレベルの長文なので、英文法を固めたうえで使わないとなかなか内容が理解できないかもしれません。
正直単語を覚えることに重点を置くなら、これまでに紹介してきた3冊の方が優れているかもしれません。ただ、ある程度単語が頭に入っている状態で単語と読解の両方を効率よく確認したいなら速読英単語はおすすめです。

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