高校受験対策法
現在、高等学校への進学率は97パーセントを超えていて、お子さんの能力や適性、興味や関心、進路等の多様化に対応した特色ある学校づくりが進められています。
参照元:文部科学省学校基本調査
それにより、様々な受験方法の確立もされてきましたが、このページではあくまでも一般入試に対する対策法をまとめていきたいと思います。
さて早速ですが、まずは学年別に高校入試のために何をすればいいかを確認していきましょう!
中学校1年生で高校受験のために大切なこと
まずは勉強の習慣をつけよう
中学校に進学すると小学校との違いに戸惑ってしまうお子さんも多いと思います。
授業時間が増えたり、定期テストが実施されたり、本格的な部活動や人間関係の変化も違いとして挙げられます。
そのため「中学生になったのだからしっかりと勉強しなさい!」と叱ってしまうご家庭の方もお見えになります。お気持ちは分かりますが、長い目で見てあげて欲しいです。
お子さん自身も環境の変化に対応しようと頑張っています。最低1か月は温かい目で見守ってあげてください。これはみつけ~るからのお願いです。
さて、そうはいっても全く勉強しないのは問題です。1時間だけでも構いません、毎日勉強をする習慣をつけることが肝心です。そのためにはご家庭の方の協力が必要です。1か月程経てばお子さんも学校のスケジュールが分かってくるはずです。ざっくりとでいいので一緒に話し合って勉強の時間を確保しましょう。
目標は定期テストに設定しよう
高校受験対策!と銘打っておきながらですが、中学校1年生のうちは目標を定期テストに設定しましょう。
「平均点以上にする」や「学年〇位を目指す」など、目標はお子さんそれぞれですが、いきなり高校入試を意識させるよりも身近な定期テストから目標を立てる癖づけをしていきましょう。
この際に一つ注意点です。
目標を万が一達成できなかったときにしっかりと話し合ってください。
この時期は目標を達成することよりも結果に対してどのように向き合うかが大切になってきます。
そのため、悪い結果だったとしても原因を突き止めて次の目標に臨ませる姿勢をしっかりと作っていきましょう。この定期テストの積み重ねが最終のゴールである高校受験への道になってきます。
長期休暇を利用して復習をしよう
中学生の勉強の特徴の一つに「積み上げ型学習」というものがあります。平たく言うと「前の部分が分かっていないと後はもっと分からなくなるよ」ということです。英語や数学などが最たるものです。
さて、後々躓かないように復習をしていくことがとても大切ですが、一番のチャンスは長期休暇です。
学校の授業がストップします。夏休みに関しては1か月以上の時間が手に入ります。この時間を活用していきましょう!苦手な所の復習を行っておくと次学期からが凄く楽になりますよ!
中学校の入り口となる中学生1年生はたくさん勉強をする必要もありませんし、高校入試に向けて目標を立てるということもまだしなくていいかなと思います。
それよりも①勉強の習慣をつけこと。②定期テストを活用すること。③長期休暇を無駄にしないこと。この3つがとても大切になってきます!
家庭教師の勉強方法を採用すれば、1人の時に何をすればいいのか分からない、学習習慣がないというお子さんに関しても、お子さん一人ひとりの状況に合わせてピッタリのやり方をアドバイスしています。家庭教師のみつけ~るで志望校合格の第一歩を踏み出しましょう。
中学校2年生で高校受験のために大切なこと
志望校を決めよう
受験生のスタートはいつですか?とよく聞かれることがあります。
色んな正解があると思いますが、個人的には中学校2年生にあがる春休みがスタートだと思います。ご家庭の会話の中でも高校をどうする?とか、受験生だからとか、自覚が付くようなワードを散りばめて意識させてあげてください。
そのために、最も効果的なのが志望校を決定することです。もちろん完全に決定をする必要はありません。
どんな高校があるのか、自分はどのくらいの位置にいるのか、高校入学のためにはどれくらい勉強を頑張らないといけないのか。こういったことを自分から掴んでもらうためです。
ここでもみつけ~るからのお願いです。お子さんが自分から決定した夢は是非とも応援してあげてください!
勉強方法を確認しよう
中学校2年生は中学校の折り返しの年であり、同時に中だるみの年でもあります。
今までの勉強スタイルが正しいかどうかを一度見直ししてみることが重要です。
なぜなら、中学校3年生にあがるとなかなか見直しに時間を取れなくなってしまいますし、周りのみんなも勉強をし始めるため、勉強の効率がとても大切になってくるからです。
具体的な勉強の計画を立てさせてみるのもいい方法だと思います。来年に備えてしっかりと準備をしておきましょう!
検定試験に挑戦しよう
近年、検定試験の重要性が高まっています。大学受験も英語検定を取っていると有利に働いたり、漢字検定なども履歴書に書くことのできたりする立派なスキルです。
中学校3年生になると時間が取れなくなってきてしまうため、時間もある程度あり、意識も高まってくる中学校2年生のうちに挑戦をしておくことをお勧めします。
中学校2年生は中学3年間の中でも特に重要になってくる1年間です。
ここでの学習分野は入試に一番出題されることも多いです。また地域によっては内申点評価を1・2年生のみ行うところもあるので、1年間を大事に過ごしましょう!
家庭教師の勉強方法を採用すれば、他の子の目を気にすることもないので、同じ事でも何度も聞いていいし、わからないところは分かるまでじっくり指導することが出来ます。家庭教師のみつけ~るで志望校合格の第一歩を踏み出しましょう。
中学校3年生で高校受験のために大切なこと
中学校3年生はこれまでとは少し書き方を変えて、受験へのカウントダウン方式で紹介していきたいと思います。
4~7月(夏休み前まで)の勉強法
この時期は特別な受験勉強は必要ありません。
部活動をやっているお子さんだとなかなか時間の確保が難しいお子さんも多いと思います。この時期は習慣をつけることを第一に考えてください。忙しくてもしっかりと勉強をする習慣をつける。いわば「勉強体力」をつけるための基礎トレーニングをするのがこの期間の勉強方法です。
7~8月(夏休み中)の勉強法
この時期は基礎学力をしっかりつけていく期間です。
大半のお子さんは部活が終わり、まとまった時間が確保できると思います。この時に今までの総復習をしっかりとやっておきましょう。入試問題を解く必要はありません。1・2年生の基本をしっかり押さえて入試問題に備えるのがこの期間の勉強方法です。
9~12月(冬休み前まで)の勉強法
この期間から入試問題の過去問題などを解いていきましょう。
その時に英語と数学は後回しにすることをお勧めします。中学校1年生のときに触れましたが、英語と数学は「積み上げ型学習」です。そのため、国語・理科・社会などの暗記型の勉強を中心にして、知識量を多くしていくことがこの期間の勉強方法です。
12月~2月(冬休み中)の勉強方法
ここで本格的に入試対策に全力を注ぎましょう。
時間を図るなど本番に近いスケジュールで行うことがお勧めです。また、間違えた問題はしっかりと復習をしていきましょう。特に英語と数学に力を入れておくといいと思います。
体調を崩しやすい時期でもあるので、体調管理も万全にしておいてくださいね。
受験前日
受験の前日はなるべくリラックスをすることを心がけてください。
当日の持ち物チェックをしたり、流れを確認したりすることも大切です。
どうしても勉強をしないと不安というお子さんは暗記系科目のチェックをしておくといいですよ。
しっかりと食事と睡眠をとって翌日に備えましょう!
受験当日
いよいよ受験当日です!
ここでのポイントは焦らずに余裕を持つことです。
まず試験会場までは余裕を持って出発しましょう。トラブルに見舞われても焦らないでくださいね。
試験会場に着いたら今までのノートなどを眺めてみてください。勉強をするためではありません。今日まで頑張った自分を褒めるためです。大丈夫です。自信をもってテスト開始を待ちましょう。
テストが開始したら、10秒だけでいいです。深呼吸しましょう。ゆっくり落ち着いて、気持ちを落ち着かせてから最後の試験に立ち向かってください!
中学校3年生は周りのみんなも勉強をしていきます。
そのため、量ももちろんですが質がとても大切になってきます。時期に合わせて一番の最適な勉強方法の選択肢を選んでライバルと差をつけましょう。
そして前日・当日は焦らない事、リラックスする事、普段通りでいる事を意識してください。3年間頑張ったあなたならきっと最高の結果を残せるはずです。
家庭教師の勉強方法を採用すれば、お子さんのペースで効率よく指導を進めていくので、勉強の質も高まります。家庭教師のみつけ~るで志望校合格の第一歩を踏み出しましょう。
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