【日本】十二月の和名とイベントについて

こんにちは。家庭教師みつけ~るの荻原です。
前回に引き続き、みなさんに馴染みのある日本の月の和名について、各月の代表イベントと一緒に解説していくシリーズ第12弾!


今回で最終回の本記事は十二月特集です。
内容を読んで知っていた人、もっと知りたい人はこのシリーズの他の記事もぜひ見てみてくださいね。
それでは、ラストも張り切って解説して行きましょう!

【冬】日本の十二月:師走(しわす)

現在のグレゴレオ暦ではなく、旧暦の太陰太陽暦では、日本の二月は「師走(しわす)」と呼ばれていました。

現在でも和名として親しまれている師走ですが、その名前に疑問を抱く人は多いのではないでしょうか。

「師走」って言葉、普段聞いたこともないし使ったこともないぞ、と…。

その由来にはいくつか諸説あり定かではありませんが、最もらしい説では「お坊さん」が関係していると言われています。

お坊さんが忙しい時期!

これまでのシリーズでも旧暦と現暦の月の間隔はズレていることは、お話ししましたが、この説もそれが関係しています。

現在とは1か月ほど違う旧暦の12月は、今でいう1月の環境下にありました。

つまり、年が明けて、新年の初詣などの新しい年に向けた行事が頻繁に起こる時期だったのです。

これで皆さんもお分かりいただけましたね。

当時のお坊さんは、呼ばれてお経を読む形式が一般的だったため、色んな地方から引っ張りだこだったということです。

一日に何件ものお家を訪問しますから、お家からお家へと急ぐ際にはいそいそと駆け足で移動していったこともあったそうなのです。

そのため、旧暦の12月では、「お坊さんがせわしなく走りまわる月」ということから「師(お坊さん)が走る月」となり「師走」という呼び名が生まれたと言われるようになりました。

【十二月のイベント】クリスマス

日本では、毎年12月25日をクリスマスの日として、家族や恋人、友人同士で祝う風習があります。

12月が近づいてくると店内の装飾やチラシ、パッケージ装飾などが赤や緑といったクリスマス仕様に変わっていくため、季節の変化を大いに感じるイベントの一つだとも言えます。

クリスマスの起源は、遥か昔から実在していた…?

日本でクリスマスを行うようになったのはごく最近の話で、元は今から約500年以上前の戦国時代に外国から伝来してきたのが始まりでした。

それ以上前から存在していたクリスマスは、ある一人の“神の子”とされている人物が関係していました。

イエス・キリスト

「イエス・キリスト」とは「救い主である」という意味のあだ名を持った人物で、民を導く「神の子」として信仰が高い存在でした。

イエス・キリストが存在していたと言われる2世紀~3世紀の当時では、人々は名前よりもあだ名・称号を持って暮らしていました。

この時代のイエス・キリストというあだ名は非常に高貴で、神とほぼ同等の存在として崇められており、奇跡と言われるほどの偉業を残している生涯を送っていたとされています。

イエス・キリストの生誕を祝う祭りが「クリスマス」

正確に言うと、イエス・キリストの誕生日はどの書物や文献にも載っていなく、本当に12月25日であったかもわかっていません。

しかし、それなのに何故イエス・キリストの生誕を祝う祭りが12月25日となったのかは、古代ローマのミトラ教が関係しているとされています。

紀元後2世紀以降の古代ローマでは、ミトラ教という太陽の神を崇める宗教が存在していました。

その宗教は、毎年12月25日に太陽神の復活の祭典(光の祭典)を行い、農作物の復興をお祈りしていました。

キリスト教は、その復活の祭典の中で、「光」を「イエス・キリスト」に例え、12月25日がイエス・キリストの生誕日として祭るようになった…と言われています。

日本のクリスマスとは?

近年の日本でのクリスマスには、皆さんもご存知の通り、こんな言い伝えがあります。

“12月24日のこどもが寝静まった真夜中に、サンタクロースが家にやってきてこどもの望むプレゼントを置いていってくれる”

この言い伝え通り、日本では12月25日の朝に起きてみるとこどもの枕元に、サンタクロースからのプレゼントが置いてある現象が起きている家庭が多いようです。

「サンタクロース」とは、赤い帽子に赤い上着、ズボンを着て白くて長いひげを生やした老人のこと。

サンタクロースは、一年をいい子に過ごしたこどもにプレゼントを配ると言われており、悪い子だったこどもには「黒いサンタクロース」という黒い帽子に黒い上着、ズボンをきた老人に似た悪魔が訪れて、こどもに罰を与えると言われています。

「サンタクロースが家に訪れるのは小学生まで」と言われているように、中学校に上がったこどもにはプレゼントが配られないことが大半で、中学以降からは、24日~25日を家族や友人同士などで過ごし、ケーキやプレゼント交換をする風習となるようです。

高校生や社会人となっても変わらずに、家族や友人同士で過ごし、時には恋人同士で過ごして食事やプレゼント交換などを楽しむ人が多く、クリスマスの日にプロポーズをして恋人が家族として生まれ変わるケースも少なくないそうですよ。

いかがでしたでしょうか。
月の和名や各月のイベントは、これからの国際化で話題に出せるような題材です。
もし、みなさんが海外の方と親しくする機会があったら、是非教えてあげてくださいね。

それでは、ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

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