2022 FIFAワールドカップ出場国について調べよう~イングランド編~

こんにちは、家庭教師みつけ~るの服部(ふくべ)です。今年はワールドカップイヤーですね。SAMURAI BLUEの活躍が楽しみです!
ところでワールドカップには様々な国が出てきますね。良い機会なので、全部で32国の歴史などを学んでいきたいと思います。

今回はグループBのイングランドについて紹介していきたいと思います。

イングランドの基本情報

公用語英語
首都ロンドン
面積130,395km2
人口53,013,000人
通貨UKポンド(GBP)
宗教イングランド国教会
政治体制立憲君主制

イングランドはグレートブリテン島にある国で、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドとともにグレートブリテン及び北アイルランド連合王国(イギリス)を構成する四つの国の一つです。北と西はスコットランド、ウェールズと国境を接し、東と南は海に面しています。気候は温帯に属しており、夏場の気温が30度を超えることは少なく、比較的過ごしやすくなっています。

イングランドはイギリスの首都であるロンドンを有しており、またイギリスの人口の約8割がイングランド国民であることから、イギリスの中心を担う国と言えるでしょう。

イングランドは文化や産業の面でめざましい発展を遂げた国でもあり、ロンドン塔やエリザベス2世の国葬が行われたウェストミンスター寺院などが世界遺産に登録されています。
ビートルズの出身地として知られるリヴァプールや、産業革命の中心的な都市であるマンチェスターもイングランドにあります。
また、近代フットボール(サッカー)発祥の地でもあり、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドなどのクラブが所属するプレミアリーグは世界最高レベルのリーグとして、全世界から人気を集めています。

イングランドの政治形態は独特なものであり、国際的な主権国家はイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドを合わせたイギリスです。
イギリスの国王はイングランド国王も兼ねており、立憲君主制を採用しています。議会は貴族出身者で構成される上院と、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドからそれぞれ普通選挙で選ばれた議員によって構成される下院によって成り立っています。

産業は金融サービス業、化学工業、製薬業、航空業、軍需産業、精密機器など幅広く、イギリス経済の中核を担っています。

イングランドの歴史

紀元前

世界遺産に認定されているストーンヘンジ遺跡から、イングランドでは紀元前3000年頃から人々の文化的な活動があったことがわかっています。
紀元前43年にローマ帝国の支配下に置かれました。ローマ人はウェールズやスコットランドからケルト人が進出してくることを防ぐため長城を築きます。この長城は「ローマ帝国の国境線」と呼ばれ、世界遺産に登録されています。

古代から中世

5世紀にアングロ・サクソン人が流入すると、ノーサンブリア、マーシア、イーストアングリア、エセックス、ウェセックス、ケント、サセックスなどの王国が建国され、七王国時代が展開されます。9世紀にウェセックス王によって統一されるものの、ノルマン・コンクエストによってノルマン朝の支配を受けました。
ノルマン朝が断絶しプランタジネット朝が成立すると、1215年にマグナ・カルタが承認され、王権と議会という政治構造ができあがります。

イングランド国教会の成立と立憲君主制への歩み

16世紀に入るとイングランドでも宗教改革の動きが起こり、イングランド国教会が成立します。イングランド国教会はカトリックの教義を取り入れた宗教であり、イギリスの国教として現代まで続いています。
17世紀に入ると絶対王政に反発する動きが高まります。清教徒革命や名誉革命など相次いで革命が起こり、立憲君主制への歩みを進めていくことになりました。

グレートブリテン王国の誕生

イングランドは1536年にウェールズを併合し、1603年からイングランドの王がスコットランドの王も兼ねる同君連合の形を採ってきました。1707年にイングランドの議会とスコットランドの議会が統一され、グレートブリテン王国(イギリス)が誕生しました。

日本とイングランドの関係

1600年にウィリアム・アダムスが来日したことをきっかけに、日本との交流が始まります。1613年にイングランド王のジェームズ1世が徳川家康宛に国書を奉呈します。これによって日本とイギリスの間に国交が開かれるものの、鎖国政策により1623年に断絶します。イングランドがイギリスとなった後、1858年に日英修好通商条約が締結され国交が再開されました。
1902年には日英同盟を締結し結びつきを強めていきます。第二次世界大戦中は敵国同士となり国交が断絶するものの、戦後は良好な関係を維持しています。

政治関係

日本とイギリスは経済、安全保障、文化、技術など様々な分野において結びつきが強く、戦略的パートナー関係にあると言えます。
要人の往来も活発で、2019年1月に安倍晋三首相がイギリスを訪れ、メイ首相との間で「日英首脳共同声明」を発表しました。

イギリス王室と皇室の関係も親密で、2012年5月に当時の天皇皇后両陛下がエリザベス2世の招待を受け、女王陛下御即位60周年記念行事に出席されました。
2019年10月に行われた天皇陛下の即位礼正殿の儀には、チャールズ皇太子(現:チャールズ三世)が参列されました。
2022年9月にはエリザベス2世の国葬に天皇皇后両陛下が参列されました。

経済関係

日本にとってイギリスは重要な貿易相手であり、欧州地域では第3位の輸出先です。イギリスにとって日本は、欧州地域以外では第5位の輸出先となっています。
貿易収支は日本の黒字となっており、日本からイギリスへ自動車、原動機、自動車部品などを輸出しています。イギリスから日本へは、医薬品、自動車、原動機などを輸出しています。

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