家庭教師は学歴で選ぶべき？

家庭教師を選ぶ際に学歴を選考基準に選ぶご家庭の方も多いのではないかと思います。
事実家庭教師は人に勉強を教える仕事なのである程度の学力は必要になってきますし、登録している先生もある程度の学歴を持った先生が在籍しています。

しかし、高学歴＝高指導力とは限りません。この記事では高学歴の先生のメリット・デメリットや家庭教師に求められる能力などを紹介していきたいと思います。

学歴の高い先生のメリット・デメリット

高学歴の先生にはそれぞれメリットとデメリットが存在します。
もちろん全ての高学歴の先生が当てはまるわけではないので、参考程度にしてもらえると幸いです。

メリット

難しい問題でも、しっかり教えることができる

高学歴の先生は、難しい問題の指導にも対応することができます。単に正しい解き方を教えてくれるだけでなく、場合によっては別解なども解説してくれます。
お子さんが偏差値の高い志望校を目指す場合には尊敬の対象になるので、おすすめです。

ある程度基礎力のある子供を伸ばすのが得意

高学歴の先生は、自分に似たお子さんを指導するのが得意です。つまり「すでにある程度の基礎力があり、そこからさらに成績を伸ばしたいと思っているお子さん」です。
大体テストの点数が80～90点くらいのお子さんの場合、高学歴の先生の教え方とあうと思います。先生が多少途中の計算などを省いても、お子さんが理解できます。むしろ簡単に分かるところを飛ばしてもらえる分、勉強の効率が良くなります。

デメリット

勉強が苦手な子供の気持ちを理解しにくい

高学歴の先生は、中学校や高校で成績の良かった人が多いです。基礎的な問題を理解できなかった経験がないと、勉強が苦手な子供の気持ちを理解できないことがあります。
勉強を苦手にしているお子さんは、簡単な問題でも繰り返しミスをしてしまうことがあります。このとき高学歴の先生だと「こんな問題も分からないの？」「これが分からなかったらマズいよ・・」のように、冷たいことを言ってしまうことがあります。

コミュニケーションが苦手な場合がある

高学歴の先生は勉強に時間をかけていた分、対人コミュニケーションを苦手にしていることがあります。もちろん全ての人に当てはまるわけではないものの、その傾向は強めです。
家庭教師の先生は、勉強を教えることが仕事です。ただ、子供と良い関係を作るために、ときには雑談を挟んだり、冗談を言ったりすることも大切です。高学歴の先生は勉強ができても、これを苦手にしていることがあります。

家庭教師に求められる能力とは

家庭教師に求められる能力は、「コミュニケーション力」が何よりも大事になってくると思います。
そのため、家庭教師をお願いする目的やお子さんとの相性などに合わせて家庭教師を選ぶことが必要になるでしょう。

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